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更新日 2020.6.4

ピーリングで美肌に?クリニックと自宅ケアの違いからニキビ効果について

ニキビ肌に悩んでいる、最近お肌のハリが無い、お肌を明るく綺麗にしたい。

そんな方におすすめなのがピーリングです。

古い角質を洗い流し、お肌のくすみを取りましょう。

今回は自宅でできるピーリング、クリニックで行うピーリング治療について詳しくご説明します!

ピーリングとは?

ニキビの画像

女性にとって美しい肌は永遠のあこがれであり、何とかして若々しくハリのある美肌にしよう日々奮闘している人も多いでしょう。

美肌を作るための方法は様々ありますが、その中でも即効性や効果が高く実感できる方法として人気なのがピーリングです。

ピーリングとは英語で剥ぎ取るという意味を持つ言葉で、その名の通り肌の表面に溜まった古い角質を剥ぎ取り、新しい肌へのターンオーバーを促す効果のある施術のことを言います。

ピーリングとひと口に言っても、その種類は化学的なタイプと物理的なタイプの2種類に分けられます。

特殊な酸を肌に直接塗って角質を直に溶かしていくのが化学的なもので、薬剤ではなくレーザーやソルトなどの道具を使って物理的に角質を剥がしていくのが物理的なものです。

化学的なタイプは更にアルファヒドロキシ酸とベータヒドロキシ酸というものに分けられ、自宅で行えるのは主にアルファヒドロキシ酸、クリニックなど専門的な設備が整ったところで行うのがベータヒドロキシ酸を使用したものになります。

アルファヒドロキシ酸は別名フルーツ酸とも呼ばれており、天然成分を使用しているため比較的低刺激で安全に利用できます。

実際にピーリングを行うと、肌の古くなった硬い角質層をある程度剥がすことができるので、施術した直後から肌が変化した実感を得ることも可能です。

スベスベになったりくすみが取れて明るい顔色になったり、様々なメリットを得られるでしょう。

最近は人気の高まりにより、様々なメーカーから自宅でセルフピーリングできるアイテムもたくさん販売されています。

とても手軽にピーリングができるので便利なのですが、一点だけ注意しておきたいことがあります。

それは、ピーリングが古くなった角質だけを剥がせるわけではないということです。

もちろん表面に蓄積した古い角質を落とす効果が第一なのですが、まだ古くなっていない角質まで一緒に落としてしまうことがあります。

古くなっていない角質は肌を保護するために欠かせない重要な役割を果たしており、強制的に剥ぎ取ってしまうと返って肌に大きなダメージを与えてしまいます。

そんな状態が続いたり繰り返されたりすると、肌のターンオーバーが追い付かず、次第に肌がボロボロの状態になってしまいます。

するとニキビが増えたり肌が全体的に赤みを帯びてしまう、常にヒリヒリした日焼け後のような状態になってしまうといったトラブル肌になってしまうのです。

せっかくピーリングを行うのであれば、逆効果になってしまわないように自分の肌質をよくチェックし、それに合ったピーリング方法や成分などを選ぶことが大切です。

基本的にピーリングは溜まってしまった角質を落としてターンオーバーを促すという目的で行うものなので、ターンオーバーが遅くなっている場合にのみ行うのが理想だと言えます。

ターンオーバーが遅くなる原因としては、スキンケアのやり過ぎや加齢、スキンケアのサボり過ぎや生活習慣の乱れなどが考えられます。

肌が黒ずんだりハリが失われているように見えても、実は汚れや皮脂が溜まっているだけでターンオーバーが乱れているわけではないこともあります。

角質が溜まっていないのにピーリングをしてしまえば、肌を必要以上に痛めつけて環境を悪くしているだけになってしまいます。

自分の肌が本当にターンオーバーが遅くなっているのか、正しく見極めることが重要なポイントとなります。

肌がゴワゴワしていたりクマが酷くなってきたなどの状態はターンオーバーが遅れているサインなので、それを見逃さずにキャッチして行動に移すことが大切です。

こういった場合には美肌作りのためにピーリングは非常に有効となるので、やり方を守りながら積極的に行っていきましょう。

自宅でのピーリング方法

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ピーリングには、特殊な石鹸やジェルなどを使用して自宅で自分で行えるものもあります。

特殊とは言っても入手が難しいというわけではなく、一般的なドラッグストアやインターネット通販などで手軽に購入できるのでハードルは低いです。

クリニックで受けるタイプと比べれば効果は劣ってしまいますが、何時でも自分の好きなタイミングでセルフケアできるというのは大きな魅力ですし、クリニックにわざわざ通う手間と費用も節約することができます。

そこまで肌の状態が悪くなっていない人などはセルフケアでも十分なので、ピーリングが気になる場合はまずセルフケアから始めてみると良いでしょう。

自宅で行えるケアの種類には、石鹸タイプや塗ってから洗い流すタイプ、塗った後にマッサージをして擦り落とすタイプ、パックのように流さないタイプなどがあります。

ポピュラーなのは石鹸タイプで、洗顔フォームの中にピーリングの有効成分が配合されているものなどもあるので便利です。

成分も刺激の強いものや強力なものはあまり使われておらず、優しい使い心地なので初めて挑戦するという人でも安心して試すことができるでしょう。

基本的には3日おきくらいで使用するので、1週間に2回から3回ほど行います。

塗ってから洗うタイプは、石鹸タイプのように泡立てて塗る必要がありません。

普通の化粧水のように肌に馴染ませ、しばらく時間を置いてから水で洗い流します。

石鹸タイプよりも成分が若干強く、1週間に1回程度行えば十分な効果を得られます。

塗ってからマッサージして擦り落とすタイプは、クリームやジェル状のものを適量顔に塗り、優しくマッサージを行います。

すると成分が角質を巻き込んでポロポロと剥がれ落ちてくるので、ピーリングをしたという実感が一番感じられます。

ただ、ポロポロと出てくるのはジェルの成分がほとんどで、全てが角質だというわけではありません。

こちらも1週間に1回ケアするだけで十分で、効果が高いので頻繁に行うと肌へのダメージが大きくなります。

塗った後に洗い流さないタイプは、一度他の洗顔フォームなどで顔を洗った後に塗り、そのまま放置するだけで良いので非常に手軽です。

角質をふやかして柔らかくする効果を持ち、ゆっくりと古い角質を落としやすくしてくれます。

洗い流さないので肌への負担が心配になってしまう人も多いでしょうが、石鹸タイプと同じように低刺激の成分を使用しているので問題ありません。

敏感肌の人でも使用できる商品もあるので、まずは石鹸タイプかこの洗い流さないタイプを使ってみると良いでしょう。

最近は自宅でできる炭酸泡パックタイプも人気で、洗顔やピーリングはもちろん、パックや保湿など必要なケアを全て1つで行える超優秀な商品まで登場しています。

色々とスキンケアをするのが面倒だという人は、そういったオールインワンタイプも試してみてください。

ピーリング効果のあるスキンケア商品は様々ありますが、おすすめなのはやはりプロアクティブ+です。

マイルドピーリング効果があり、お肌へのダメージの少ないピーリングを行えます。

洗顔料、美容液、クリームとさらに専用の洗顔ブラシとボディブラシもついてくるのでとってもお得です。

ぜひお試しください。

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参考:プロアクティブ+は本当に効果があるの?その魅力をチェック!

参考:プロアクティブでニキビを防ぐ!困った時のプロアクティブ

自宅でできるタイプは、フルーツから抽出した成分であるAHAを使ったものと、サリチル酸などを使ったBHAという成分を配合した2種類が基本になります。

天然由来成分であるAHAの方が刺激が低く肌に優しいので使いやすく、BHAは効果が強い代わりに刺激が強すぎて日本人の肌質には合いにくいです。

配合されている成分は購入前に必ずチェックし、初めての人や敏感肌など肌への不安が大きい場合はAHAが配合されたものを選んだほうが安心です。

仮に今まで自宅でセルフケアをして肌が荒れてしまったという経験のある場合は、BHAが配合された商品を使っていた可能性があります。

AHA配合のものであれば刺激を感じることなく効果を得られるケースもあるので、再びピーリングをしたい時はAHAタイプを使ってみましょう。

クリニックでのピーリング方法

自宅で行うピーリングは手軽で肌に優しいというメリットがありますが、効果の弱い成分しか使用できないのでどうしても肌の改善が実感しにくいというデメリットもあります。

より確実で即効性のある効果を求めたり、プロの手で安全に施術して欲しいと考える場合は、思い切って皮膚科や美容外科などの専門的なクリニックで施術を受けた方が良いでしょう。

今では広く普及したポピュラーな美容法となっているので、取り扱っているクリニックも数多くあります。

価格も今ではかなり安くなってきており、ひと昔前ほど高額の費用がかかるという心配もありません。

クリニックで施術を受ける場合、ケミカルピーリングという方法が一般的です。

サリチル酸やグリコール酸、乳酸といった特殊な薬剤を使用し、古くなった角質を剥離させます。

この流れ自体は自宅で行うものと違いは無いのですが、クリニックの場合は使用できる薬剤の濃度がかなり高くなります。

濃度が高いということはそれだけ強力な効果が期待できるということであり、患者の肌の状態やトラブルなどに応じて濃度や施術内容を臨機応変に変えられる点も大きなメリットです。

初めてピーリングを行う人の場合、自分の肌の状態や適した濃度などが分かりにくいものなので、一度クリニックでカウンセリングを受けてみると良いでしょう。

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クリニックでピーリング治療を受けてみたいけど、どのクリニックが信頼できるの?という方におすすめのクリニックをご紹介します。

クリニック選びの参考にしてください。

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湘南美容クリニックでのケミカルピーリング治療のおすすめポイントは、費用が安く済むという点です。

ケミカルピーリング1回で4,860円~です!まずは1度お試ししてみても良さそうですね。

カウンセリング無料なのでお気軽に相談してみましょう。

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参考:ニキビは皮膚科で治す!大阪のおすすめ皮膚科5選!治療法徹底紹介

剥離させる角質の深度によって4段階に分けられており、薄い角質を剥がす程度の最浅層タイプを始めとして、表皮や真皮乳頭層、網状層などにまで及ぶ深層タイプまで用意されています。

患者の希望や肌の状態などを見たうえで、どの程度まで剥がすかを決めていきます。

シミやくすみなどが気になるレベルであれば、日本人の柔らかい肌質なら最浅層タイプでも十分に効果を感じられるでしょう。

シミ以外にも、ニキビ治療や赤みの改善、毛穴の引き締めなどにも効果があるので、女性の肌の悩みを一気に解決してくれる可能性を秘めています。

具体的なケミカルピーリングの流れとしては、まずクリニックの医師が肌の状態などをチェックするカウンセリングを経てメイクを落とし、適切な濃度に調整した薬剤を顔全体に塗っていきます。

塗っている最中は顔にピリピリとした痛みや違和感を感じることもありますが、あまりに痛みが強い場合は肌に負担がかかりすぎている可能性が高いのですぐに中止してもらいましょう。

薬剤を塗った後はしばらく放置して浸透させ、所定の時間を過ぎたら中和剤などを塗って効果を止めさせ、丁寧に拭き取っていきます。

その後、肌のクールダウンを行い、希望に応じてビタミンやプラセンタなどの美肌成分をイオン導入することもあります。

施術が全て終わると、紫外線のケアと保湿を入念に行います。

施術後は肌の角質が強制的に落とされて敏感な状態になっているので、スキンケアはしっかり行う必要があります。

翌日以降は自分でケアしなければならないので、真冬であっても必ず日焼け止めを塗ったりこまめに保湿するなど、気を配っておきましょう。

クリニックではケミカルピーリングが主流ですが、この他にもアルミニウムの粒子を利用したクリスタルピーリング、レーザーで直接角質層を焼いて剥がしていくレーザーピーリングなどを受けることもできます。

どの施術に対応しているかはクリニックによっても異なりますが、いずれも費用は1回につき5,000円から10,000円ほどが相場です。

クリニックでの治療とは言っても、この施術はあくまでも美容目的であるため保険は適用できません。

皮膚疾患の治療でどうしても必要な場合は保険が適用できることもありますが、基本的には自由診療で全額自己負担になると覚えておきましょう。

クリニックで施術すれば、施術直後から肌が生まれ変わったような感覚を実感することもできます。

長年悩まされてきた頑固なニキビ跡なども改善できる可能性があるので、より確実な効果を求める場合はおすすめです。

ピーリングで注意したいポイント

ピーリングをする場合に特に注意したいのが、施術後の保湿ケアです。

本来なら肌に留まっているはずだった角質を無理やり剥がすという行為は、言うまでもなく肌にとっては負担の大きいことです。

剥き出しになった肌は非常にデリケートで刺激に弱くなっており、水分をキープする力も衰えています。

いつも以上に乾燥しやすい状態になっているので、施術後はこまめに肌に水分補給をしてあげることが大切です。

化粧水や乳液、パックなどを使うのはもちろんですが、その頻度も重要です。

普段通りに朝と夕方だけケアしているのでは追い付かないこともあるので、乾燥を感じていなかったとしてもこまめに保湿ケアするようにしましょう。

乾燥だけでなく、肌のバリア機能も低下しているため紫外線ケアにも注意が必要です。

肌が紫外線の影響を非常に受けやすくなっているので、間違っても日焼け止めをせずに外出するようなことは避けてください。

かと言って真夏に使うような強力な日焼け止めでは逆に肌にダメージを与えてしまうので、SPF30くらいの負担が軽いタイプで十分です。

同時に帽子や日傘などを使い、できるだけ顔に紫外線が当たらないように気を付けておきましょう。

また、施術を行う頻度にも注意が必要です。

クリニックにしろセルフケアにしろ、施術した後は肌がスベスベになったりくすみが取れたりして、いつもより肌の状態が良くなります。

女性にとっては非常に嬉しいことなので、ついつい毎日行ってしまうという人もいるでしょう。

しかし、肌の角質を強制的に剥がすというのは、そう頻繁に行うべきものではありません。

 

ピーリングはあくまでも蓄積した古い角質を落とすために行うことであり、頻繁に行えばまだまだ肌を保護する機能が十分にある角質まで剥がしてしまいます。

余分ではない角質を剥がしてしまえば逆効果となってしまうので、やり過ぎは厳禁です。

クリニックで受ける場合は医師の指示に従って施術スケジュールを決め、セルフケアの場合は使用する商品の説明書をよく読んで回数を守るようにしましょう。

基本的に1週間に2回ほど行えば十分なので、慣れるまでは1週間に1回など少なめに実践してみてください。

現在ニキビができているという場合は、安易に施術しないことも大切です。

ニキビは肌がデリケートな状態になっていることのサインなので、薬剤の成分や摩擦によって悪化してしまうこともあります。

ニキビができていない時に施術すれば毛穴の汚れを落とすことで肌が衛生的になり、ニキビを予防する効果もありますし、赤みやシミが残ってしまった時も改善に効果があるので、ニキビがすっかり治った後に施術するようにしましょう。

さらに、セルフケアする場合は商品選びにも気を配る必要があります。

数あるピーリング商品の中には、効果の低い粗悪なものも混ざっています。

カチオン界面活性剤やゲル化剤といった成分が入っている場合、あまり高い効果は期待できないので購入を避けた方が良いでしょう。

商品の裏面などには、必ず成分表示があります。

ここをチェックし、上記の成分が表示されていない商品を購入するようにしてください。

これらの成分が配合されていても効果がしっかり得られるものもあるのですが、その場合は配合量がかなり低いはずです。

成分表示では配合量の多い成分から順番に記載されているので、最初の方にカチオン界面活性剤やゲル化剤が表示されているものは避け、最後の方に表示されているものは使ってみても良いと言えます。

それ以外に、購入を考えている商品のインターネットの口コミをチェックし、実際に使った人がどういった感想を寄せているか調べるのもおすすめです。

まとめ

いかがでしたか? ピーリングは正しい方法でおこなえばお肌に効果がありますが、逆に間違った方法をしてしまうとかえってお肌の状態を悪化させてしまいます。

自宅でセルフピーリングを行う方は、自分にあったピーリング商品選びをしましょう。

クリニックでピーリングを行う方は、しっかりと医師の指導を守り、家でのスキンケアも怠らないようにしましょう。