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髪の毛が生える仕組み

【基礎知識 - 皮膚の仕組み】

・表皮の役割と仕組み

肌トラブルであるニキビを未然に防ぐためには、表皮の役割と仕組みを知ることが大切です。まず、肌は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つで構成されており、それぞれの組織が機能することで体を外気や雑菌から守っています。このどれか一つでも機能しなくなると、他の組織とのバランスが崩れてしまい、肌トラブルが頻繁に発生するようになります。

常に外気にさらされている「表皮」は、「表皮」「真皮」「皮下組織」「筋層」の4層に分かれており、皮膚の細胞が死んで新しく生まれ変わる「ターンオーバー」が日々おこなわれています。ターンオーバーは大体28日周期でおこなわれ、古くなった皮膚は垢となって剥がれていきます。ターンオーバーは、睡眠時間中におこなわれるため、睡眠不足になると肌の再生ができなくなり、ニキビなどの肌トラブルが増えてしまいます。

表皮の95%は角化細胞といわれるケラリサイトですが、残りの5%は色素細胞と呼ばれるメラノサイトからできています。角化細胞は基底膜が細胞分裂をおこなうことで生みだされ、徐々に成長しながら上に押し上げられ角質層に届くと垢になって剥がれ落ちていきます。角質層は一番外側の薄い皮膚にあたり、その薄さは0.02mmです。食べ物を保存するためのラップほどの薄さしかないのにも関わらず、人の体を協力に保護しています。また、角質層は体内に水分をためておく働きもあり、角質層を失うと人は水分を失ってしまい、24時間も生存できないとまでいわれています。表皮はその薄さが0.2mmしかないため、強くこするとそれだけでニキビや、シミ、シワの原因になってしまうので、触れるときは赤ちゃんの肌に触れるような感覚で、優しくケアすることが大切です。

・真皮の役割と仕組み

真皮は表皮の下にあり、表皮を支える役割をしています。真皮を構成しているものは70%がコラーゲン、5%はエラスチン、その他にはヒアルロン酸などがあります。肌の「弾力」や「ハリ」はコラーゲンやエラスチンによって作られており、エラスチンが減るとコラーゲン組織をまとめる力が弱くなるので、シワやたるみなどにつながります。

コラーゲン
「コラーゲン」は繊維状の構造を作るタンパク質の一種で、ゼラチン状の性質を持っています。コラーゲンは皮膚の弾力やハリを保ち、水分を保持する働きがあり、他にも紫外線や加齢によって減少するという特徴があります。

エラスチン
「エラスチン」もコラーゲンと同様に繊維状のタンパク質の一種です。 真皮内でコラーゲン繊維を繋ぎ止める役割を担っており、その弾力のある繊維からできているため、弾力繊維とも呼ばれています。エラスチンは年齢と共に減少するため、コラーゲンを支えることができなくなり、ハリを失う原因になります。

ヒアルロン酸
「ヒアルロン酸」によって肌の中の水分が保持されるので、ヒアルロン酸が不足すると見た目にも肌の潤いがなく、乾燥しがちの硬くなってしまいます。ヒアルロン酸1グラムで約6リットルの水分を保持することができるといわれておりますので、赤ちゃんの肌がプルプルなのは、このヒアルロン酸がしっかり肌の中にあるからだといわれていますが、ヒアルロン酸は年齢と共に減少するため、肌のハリがなくなりしわやたるみができてしまいます。

・皮下組織の役割と仕組み

皮下組織は「表皮」や「真皮」を支える役割を担っています。皮下組織には、細静脈や細動脈が通っており、肌へ栄養を運んだり、老廃物を運びだしたりする働きがあります。皮下組織には「白色脂肪細胞」と「褐色脂肪細胞」があり外部からの衝撃を和らげ、体温を一定に保つ働きがあります。

白色脂肪細胞は脂肪と呼ばれるもので、筋肉や皮膚内の組織を覆い、女性らしいボディラインやお肌のハリを保つ働きがあります。脂肪なので、増えすぎると皮下脂肪が分厚くなり、「肥満」とよばれる状態になります。白色脂肪細胞は薄すぎると女性本来の美しさを損なってしまうため、適度に付いていた方が、見た目にも健康にもベストです。皮下組織には、皮膚の表面に栄養を運ぶ血管や、リンパ管の通り道があり、真皮の中に張り巡らされている毛細血管は、皮下組織から枝分かれしたものです。

まとめ

皮膚の仕組みを知ることにより、日頃からどんなことに注意をしてケアをすればよいのかがわかってきます。皮膚は3層になっており、それぞれに働きがあります。特に皮膚の最も外にあり、紫外線に晒され傷がつきやすい「表皮」や「真皮」を傷つけないということが大切です。それぞれの組織がバランス良く働くことで肌のハリやツヤを作り、何か一つでも欠けてしまうとそのバランスが崩れ、肌環境が悪化しやすくなってしまいます。毎日のスキンケアを丁寧におこなうことを心がけ、特に洗顔をするときは、優しく泡で洗うようにし、ゴシゴシと擦らないようにしましょう。皮膚の仕組みを知ることで、これまでのケア方法を見直すことができ、より効果的に肌を守ることができるようになります。