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更新日 2018.8.25

ニキビがかゆい時の対処法を知ろう!

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かゆみを伴うニキビやその周辺のかゆみの原因や対処法、そしてニキビの根本的な解消法を解説します。

かゆみの原因は一体なに?

本を読んで考える男性の画像

ニキビ本体や、患部の周辺の皮膚はなぜかゆくなるのでしょう。

一番触ってはいけない治りかけの時期や、一見治ったと思われるニキビ跡がかゆくなるケースもあります。

この時点でうっすらと、「ケガをして擦りむいた箇所が、治りかけてかさぶたができた時期」が一番かゆい、という現象に似ていると感じた方も多いのではないでしょうか。

もちろん、そういったかゆみも含め、この他にも非常に多くの要因が絡み合ってかゆみを生み出しています。

ここでは、まずニキビがなぜ「かゆみ」を発するのか、その原因をひとつずつ詳しく見ていきましょう。

参考:【ニキビがかゆい】のはなぜ?かゆくなる原因と対処方法をご紹介!

ニキビのかゆみの原因の中でも最も多い要因として挙げられるのは、「皮膚の乾燥」です。

皮膚は適度な湿度を保つことにより、バリア機能を果たして肌の健康状態を維持しています。

しかし、皮膚表面が乾燥状態になることで、角質のバリア機能が低下し皮膚表面が傷つけられ、かゆみが発生しやすくなります。

肌の水分が不足して角質のバリア機能が低下すると、紫外線などの刺激に対して抵抗力が弱まってしまいます。

特に全身の中でも、ニキビのできやすい顔面や背中の皮膚は繊細で、服による防御ができない唯一の皮膚である顔は、乾燥によるダメージが最も大きい部位です。

さらに、肌が乾燥することによって身体が水分の蒸発を防ごうと、皮脂の分泌量を増やします。

皮脂の油でギトギトになった肌は、ニキビの原因である細菌・アクネ菌の格好のエサ場となってしまいます。

皮脂を食べて繁殖力を増したアクネ菌によって、ニキビが悪化したり新しい患部を増やすという悪い結果に繋がります。

これによって、また余計にかゆくなるという悪循環を生んでしまいます。

肌の乾燥を招く一因として、エアコンが強く効いた部屋に長時間いることが挙げられます。

冷房・暖房が強い部屋で過ごしていると、喉がガラガラになったり手などの皮膚がガサガサしてしまうという経験を持つ方も多いでしょう。

空調によって排出された空気で部屋はどんどん乾燥し、これにより乾燥した肌はバリア機能を求めて過剰な皮脂の分泌を促し、それに伴いアクネ菌の大量繁殖へと繋がります。

油分の多い乳液やファンデーションは肌に潤いを与える反面、油分が毛穴を塞ぎ皮脂を詰まらせる原因にもなります。

皮脂は毛穴から排出されますが、その毛穴は油分によって蓋をしてしまうため、皮脂を詰まらせます。

その結果やはりアクネ菌やその他の常在菌が繁殖して、ニキビの原因を作り出してしまいます。

「ニキビの元凶はアクネ菌」という事実はよく知られていますが、実は皮膚にはアクネ菌をはじめとする「常在菌」が大量に生息しています。

かゆみを感じるのは、この雑菌の繁殖が原因であるケースも非常に多いです。

身体の中でも「手」や「指先」は一番ものを取り扱う場所であり、どんなに清潔にしていても常にたくさんの雑菌が付着している部位でもあります。

かゆみを発生させる原因として考えられるのは、その雑菌がたくさんついたままの手で肌を触るという行為です。

これにより、ひときわ皮膚が繊細である顔面の皮膚に雑菌だらけの手が触れることで付着し、付着した菌が毛穴の詰まりを誘発、そのままニキビを誘発してしまうという構図です。

また、ケガやニキビがあるとついつい患部が気になって触ってしまいがちですが、それこそが症状を悪化させる原因となってしまっているわけです。

また、菌が繁殖した際に発する排泄物がアレルギーの原因物質であるアレルゲンとなり、さらなるかゆみの原因となっている可能性もあります。

手以外にも、肌に直接触れるベッドシーツや枕カバーといった寝具、常に肌に付着させるメイク用品などからも菌が付着します。

整髪料を使用している場合、運動や気温上昇などによって汗が流れた場合顔面の皮膚に触れてそのままかゆみの原因ともなります。

色んなところに無造作に置きがちなスマートフォンは雑菌の温床です。

肌に直接触れるものの中でも、特に触れる頻度が高かったり長時間触れるものに関しては衛生的な面を気にするよう心がけたいところです。

定期的にエアコンのフィルター掃除・メンテナンスを行っていれば問題ありませんが、長い間ほとんど手入れをしていないエアコンの内部には、信じられないほど大量の菌や汚れが蓄積しています。

せっかく横で空気清浄機が空気をきれいにしていても、エアコンがすぐに帳消しにしていたのでは、全く意味がありません。

特に、大きな商業施設などの空調は、管理・掃除が行き届いていないことが多く、そういった場所に勤めていたり遊びにいくことが多い方は要注意です。

ニキビがかゆくなる原因として、ハウスダストやダニの排泄物や死骸に対してのアレルギーにより、肌がかゆくなるというケースも考えられます。

特に鼻炎・花粉症・敏感肌などアレルギー体質の方は、ヒスタミンが過剰に分泌されやすく、このヒスタミンによってかゆみが強くなる「アトピー性皮膚炎」を引き起こすことがあります。

ニキビや吹き出物などの肌荒れを発症すると同時に、かゆみも発症してしまいます。

また、仮にアレルギー体質ではなくても、ニキビの症状が悪化して赤ニキビ・黄ニキビへと進行すると、皮膚が炎症を起こしてヒスタミンが分泌されてしまい、さらなるニキビのかゆみを引き起こしてしまいます。

その他、ニキビやニキビ跡の治療薬や化粧品が原因でアレルギー反応を引き起こして、かゆみが発生することもあります。

薬品や化粧品を使用していて肌に違和感を覚える、肌に合わないと感じたら一旦使用をやめるのが賢明です。

たくさんあるかゆみの原因のひとつに、脂漏性皮膚炎とニキビが同時に発生するケースも考えられます。

脂漏性皮膚炎が発生する原因として、カビの仲間であるマラセチア真菌が、皮脂を分解する際に発生させる「遊離脂肪酸」という物質に対して、細胞がアレルギー反応を起こしていることが挙げられます。

その他、強いストレスや栄養の偏り、間違ったスキンケアや肌の老化など複合的な理由・事由が絡み合って発生する場合もあるため、脂漏性皮膚炎になった根本的な理由を突き止めることが難しいケースも多いです。

ひとつ確実に言えることは、ニキビと脂漏性皮膚炎を同時に発症するとニキビがかゆくなる理由の一端となってしまうということです。

少しでも皮膚に異変を感じたら皮膚科にいくといった対策が必要です。

脂漏性湿疹の特徴としては、肌が赤くなったり、べたついたり、かさついたりしてかゆみをともなうというものが挙げられます。

オイリー肌で毛穴が大きめの方に多く見られるため、皮脂の分泌機能異常や皮脂成分の変化などが関与するのではないかと考えられていますが、原因は詳しく解明されていません。

鼻を中心に、頬全体や額に赤みやかさつき、かゆみが広がった場合は、脂漏性湿疹を疑いましょう。

ニキビ治療に用いられる薬品(塗り薬タイプの外用薬に症状が多く見られる)や、常に肌に触れて毛穴を塞ぎがちな化粧品がかゆみを引き起こしている可能性があります。

これもひとつずつその理由を見ていきましょう。

ダラシンTゲルやダラシンTローション、アクアチムクリーム、イオウカンフルローションといったニキビ治療薬を服用していると、稀に副作用として肌がアレルギー反応を起こしてかゆみを伴うことがあります。

ニキビ治療薬は塗り薬タイプの外用薬が多く、これらの中には皮膚を柔らかくして古い角質を剥がす効果や、皮脂を吸収する効果を持つものもあります。

治癒能力が高い代わりに、こういった皮膚に刺激の多い効果も持つため、肌へのダメージも小さくはありません。

これに気付かずに薬を塗っていると、肌に赤みが生まれて皮がむけてきたり、かゆみを生じるといった副作用が発症することも決して少なくありません。

こういった抗生生物質は人体への刺激がかなり強く、肌のアレルギー反応を示す危険信号を放置して我慢して服用し続けると、サイトカインと呼ばれる物質が肌に放出され、逆にニキビを悪化させたり、ニキビ跡を残してしまうことがあるため要注意です。

市販の薬品はもちろん、たとえ皮膚科の医師から処方された薬品だとしても、身体・皮膚に異常が出てしまう限りはすぐに服用をストップして医師の指示を仰ぐようにしましょう。

特に女性は、普段から化粧が欠かせないため、メイクの時につかっている化粧品に含まれている成分によって肌がアレルギー反応を起こして、そこからニキビの悪化やかゆみを引き起こしているケースも多いです。

いくら肌に良い成分が入っているとしても、その成分そのものが人によっては肌への刺激が強かったり、アレルギー反応を示すということも考えられます。

特に香りをつける香料や、商品を長持ちさせる防腐剤には、肌にアレルギー反応がでやすいため、注意が必要です。

薬品と同じように、肌に合わない・かゆみが出ると感じたら疑いを持つことが大切です。

肌に合わないまま我慢して使い続けることで、肌荒れやニキビの悪化を引き起こしたり、ニキビ跡を残す原因となるため常に気をつけながら使用するようにしてください。

また、メイク時に使う化粧道具自体が不衛生である場合、そこでも雑菌が大量繁殖してしまうため、それが肌のかゆみを引き起こす原因ともなり得ます。

かゆい時に絶対やってはいけない2つの行動

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ニキビやそれに伴う諸症状からかゆみが発生することが分かりました。

次は、この「かゆみ」が発生した時に「やってはいけない2つの行動」についてを解説していきます。

ニキビに伴うかゆみに負けて、この2つの行動をついついしがちではあるものの、これによって患部の治癒・回復が遅くなるだけではなく悪化の一途を辿ること、そしてニキビ跡が残ってしまうという悲劇が起きてしまうので十分注意してください。

いくらニキビがかゆくても、むやみやたらと引っかいてはいけません。

引っかくことで患部や皮膚に刺激、つまりダメージを与えることに繋がり、さらに炎症を悪化させてしまう原因となります。

手にはたくさんの菌が付着しており、引っかくことで菌を塗り込むことにも繋がります。

決して引っかかないようにしましょう。

さらに言えば、かいたところでかゆみの症状がおさまることはありません。

良い点がひとつもないので、今まで無意識に引っかいていた方は絶対にやめてください。

引っかく、つまり物理的に炎症を悪化させる以外に、「患部を温める行為」もNGです。

「かゆみ」が発生している状態は、血管が拡張・膨張している状態、つまり皮膚が熱を持っている「炎症」を引き起こしているという事態です。

炎症を分かりやすく例えるなら、やけどを思い浮かべると良いでしょう。

やけど負った直後に治療する際、冷やすことを真っ先に考えても、温めようと思う方は一人もいないはずです。

皮膚のかゆみ、つまり皮膚が熱を持っている炎症を抑え込むためにも、患部は温めないようにしましょう。

温めてしまうことで血流をさかんにしてしまい、さらに熱を帯びる結果となります。

入浴の際には水温をぬるま湯にして、時間をかけてリラックスして入浴することをおすすめします。

「かゆい」を放置することの危険性

男と女の画像

では、引っかかずにかゆい状態のまま放置するのが良いのかと言えば、そういうことではありません。

かゆい状態を放置することで生じる不都合や症状を解説します。

ここまで触れてきたかゆみの原因ですが、そもそも「ニキビがかゆい」時点でかなり危険な状態です。

「ニキビがかゆい=肌のアレルギー反応が既に出てしまっている」ということに繋がるからです。

ニキビを発症している時に、アレルギー反応(免疫反応)が出てしまうと「ニキビ跡が残る可能性」が急激に高くなります。

ニキビの初期段階は、毛穴に皮脂や汚れが詰まることで白ニキビ・黒ニキビが発生します。

そこへ、常在菌であるアクネ菌がやってきて角質層を食べて増殖しはじめると、炎症を持つ赤ニキビ・黄ニキビといった肌の病気へと発展します。

特に赤ニキビの段階ともなれば、その元凶であるアクネ菌を退治するために、体内の白血球が毛穴に集まります。

そこでアクネ菌と白血球の戦いが繰り広げられる訳ですが、これにより見られるのが身体の免疫反応(アレルギー反応)となります。

ニキビに炎症が見られて、さらにかゆみも生じているのであれば、かなり症状が重いというこです。

この免疫反応が、通常よりも身体が過剰に機能してしまっているという信号と見てとれるからです。

そのためにも、軽微な初期段階であるうちに対策や、医師による治療を受けるようにしましょう。

かゆみを抑える!かゆみへの対処法

指と電球の画像

顎の下や顎周り、頬や鼻の頭、そして口周りのニキビがかゆい、どうしても我慢できない!という時の対処法を解説します。

当然、根本的な解決策である「ニキビ治療」が必須なのですが、治療をしてすぐにかゆみがなくなる訳ではないので、治療をしつつもそのかゆみを抑えるための方法を知りましょう。

人はかゆみを感じると、本能として「かく」という行動を取るようにプログラムされています。

これは、生命の危機に陥れる伝染病を媒介する昆虫やノミといった寄生虫、そして病原体などが皮膚に付着した際、それらから身を守るためにとる行動で、「生体防御反応」と呼びます。

しかし、こういった炎症を起こしている場所を引っかく行為は、患部にダメージを与えて症状が悪化する可能性が高いため「引っかく」以外の行動で対処する必要があります。

「引っかく」以外で炎症を抑える方法が、この「冷やす」という行為です。

先述の通り、かゆみとは皮膚や患部が炎症を起こしている状態です。

熱を持った場所は冷やす、が原則です。

お風呂あがりや運動の後は、身体が温まって熱を持っている状態なので血管が拡張してかゆみを強く感じやすくなります。

その時の対処法としては、かゆい箇所に濡れタオルや保冷剤をあてるとかゆみが和らぐ効果があります。

入浴の際は、ぬるま湯につかることに加えて、室温を過剰に上げすぎないようにすることも大切です。

平常時でも、かゆくなった箇所を、氷をいれた袋・氷嚢や保冷剤などをタオルに包んで冷やすのも効果的です。

かゆい時は血管が膨張しているケースが多いため、そこを冷やして血管を収縮させることができれば、熱が引きある程度かゆみもおさまります。

また、人間の感覚器官は「かゆみ」よりも「冷たさ」を感じ取る機能が強いという特徴も持っており、「かゆみ」が冷たさによって気を逸らすことができるという点も効果的です。

ニキビの患部はもちろん、患部以外のかゆみを抑える意味でも乾燥を防ぎ、肌に潤いを与えるという行為は有効です。

肌が乾燥することで皮膚の角質層から潤いが奪われ、バリア機能が低下してダメージを受けてかゆみが発生します。

加湿器や保湿クリームなどを利用するなど、できるだけ保湿を心がけましょう。

保湿をしたり冷やしたりすることで、なるべくかゆみ自体に神経を集中せず、気持ちを逸らせることも重要です。

肌の乾燥が原因でニキビがかゆい時は、保湿クリームやパックなどを使用して皮膚を保護してあげましょう。

ニキビを悪化させないポイントとしては、油分よりも水分量が多いタイプの製品を選ぶのがコツです。

既にニキビが炎症を起こしている場合は、クリームなどに含まれる「合成添加物」による刺激にも敏感になっています。

患部が酷い状態の時はなるべく添加物が含まれていない、低刺激のケア用品を使うようにしましょう。

ただし、あまりに一日に何度も化粧水をつけていると、本来肌が持つ保湿力が低下するため、保湿のしすぎもよくありません

外出先ではスプレータイプの化粧水が便利です。

宿泊先のホテルや、移動時の電車内の空調が過剰だったりといったように乾燥が気になる時に、シュッとふきかけるだけでお肌を乾燥から守れるため普段から携行しておくようにしましょう。

ただ、化粧水が蒸発する際に必要な水分まで奪ってしまうため、乳液や美容液が含まれている、しっとりタイプを選ぶのがポイントです。

環境の改善も大切です。

エアコンが過度に効いた部屋では加湿器で湿度を上げると良いでしょう。

宿泊先などで加湿器がない場合もありますが、こういう時の臨時対応策として濡れタオルを部屋に干すだけで、かなりの加湿効果があるためぜひ試してみてください。

運動をしたり、空調が適温でなかったりすると、普段よりも多く汗をかきます。

汗をかくこと自体は問題ありませんが、時間が経つと次第に雑菌が繁殖しやすくなります。

アクネ菌を含む常在菌や雑菌は、高温多湿の環境下で活性化するため、素早く拭き取って清潔にする必要があります。

帰宅したらすぐにシャワーを浴びたり、湯船に使って身体を清潔に保ち、雑菌の繁殖をストップさせましょう。

また、汗を拭う際にタオルでしっかりと拭いてしまうと、タオルが肌への強い刺激へと繋がります。

肌にやさしいタオルを選ぶこともポイントのひとつです。

どうしてもかゆみがおさまらない、辛いという時は皮膚科に行って抗生物質や抗菌薬を処方してもらうという方法もあります。

ただ、抗生物質は悪い菌を倒すという効果がある反面、身体や皮膚に良い菌までも倒してしまう恐れがあります。

そこからアレルギー症状が発生する危険もあるため、医師との相談が不可欠です。

そもそも、肌や患部にかゆみが生じている時点で、ニキビと何か他の皮膚病が同時に併発している可能性もあるため、どうしてもニキビのかゆみが我慢できないという時は、一度皮膚科に訪れて診察を受けることをおすすめします。

かゆみの根本的な原因を断つ!ニキビを治す方法

一人の子供の画像

かゆみのそもそもの原因はニキビにあり、ニキビが出来なければ本来かゆみも生じません。

かゆみを軽減させる方法を対症療法だとしたら、かゆみを発生させる原因物質・ニキビそのものをなくしてしまうこの方法は原因療法にあたります。

症状を生み出す原因を根本から解決して、かゆみを取り除きましょう。

肌・皮膚表面はいつも皮脂を分泌しています。

元凶であるアクネ菌やその他の常在菌が皮膚表面の余分な皮脂や汚れをエサとして摂取して、活性化して繁殖するという事象を防ぐために、1日に2回洗顔することが大切です。

1日の洗顔回数を1回にして不衛生にするのはNGなのは当然として、反対に過剰に清潔にしようと3回以上洗顔するのも厳禁です。

健康な肌にとって、ある程度の皮脂は絶対に必要です。

この皮脂は先述の通り皮膚のバリア機能を担っており、必要以上に取り除けば身体は皮膚の防御機能の低下を感じとり、皮脂を大量に分泌するよう命令を下します。

大量分泌された皮脂は毛穴に詰まってしまい、アクネ菌の格好の的となってしまいます。

ニキビの発症原因であるスキンケア不足に加えて、「過剰なスキンケア」も発症原因となるため注意が必要です。

肌が乾燥した状態だと内側から肌を守るため余分な皮脂が出てしまう「インナードライ」という状態になって、ニキビができやすくなります。

このインナードライを防ぐためにも、肌の保湿をしっかりしてニキビができる前に予防しましょう。

ちなみに、額や頬などTゾーンによく発症するため気をつけてケアをする方も多いですが、顎周りや顎の下・フェイスラインなどのUゾーンにも皮脂腺が多く集まっているため、実はこちらもニキビができやすい箇所です。

盲点となりやすい箇所なので、こちらも忘れずチェック・ケアしましょう。

顔を洗う際は冷たい水ではなく、ぬるま湯を用意しましょう。

特に冬場は冷たい水が繊細な顔面の皮膚や患部に刺激を与えてしまいます。

また、熱すぎるお湯もダメージとなります。

理想は25〜30℃の、人肌より少し低い温度が最も刺激が少ないため最適です。

低刺激タイプの洗顔フォームをよく泡立てて、ゴシゴシこすらずにやさしく洗いましょう。

やさしく触って洗わないと、皮膚を痛めつける原因となります。

見落としがちなのがすすぎです。

顎の下や顎周りはすすぎ残しが特に多い箇所なので、重点的にお湯をかけてしっかりすすぐようにしましょう。

洗顔を終えて、お肌も清潔になったからバッチリと思いきや、ここからが一番大事なポイントとなります。

ニキビケアにおいて何よりも重要なのは保湿。

保湿はかゆみを防ぐだけではなく、ニキビ予防においても非常に大事なポイントです。

肌の奥深くまで保湿成分を浸透させて、内側から潤う肌を作ることにより、肌の正常なターンオーバーが取り戻されます。

水分量の多い肌はバリア機能が強化されるため、他のさまざまな肌トラブルの解消にも繋がります。

よく、「爪やピンなどでニキビの中身を押し出せば治りが早い」という記述を見かけることがあると思いますが、あれには注意が必要です。

これが有効なのは、白・黒ニキビと言われる「初期段階」の状態、つまり患部の中に皮脂しか溜まっていない状態の時に有効とされる方法です。

赤色・黄色の状態に進んでいると、中には膿が溜まっており、これを無理矢理出すと重度の炎症を引き起こして症状を悪化させたり、最悪の場合重症なニキビ跡である「クレータ痕」を肌に残すことになります。

軽微なニキビが治れば跡は残りませんが、クレーターの場合は一生残る傷にもなりかねません。

そもそも、軽微な初期段階であっても中身を押し出すにはかなり専門的な技術を要します。

医師による適切な施術以外ではほぼ不可能なので、必ず皮膚科の医師の診察を受けて処方箋や適切な施術を受けるようにしましょう。

肌には潤い成分が必要ではあるものの、乳液やクリームなどで油分ばかり加えたり、皮脂が浮きやすいからと言ってパウダーファンデーションを塗っていると、肌の乾燥を増長させてしまうため注意が必要です。

前項でも述べた通り、肌の乾燥により身体が水分の蒸発を防ごうとして、皮脂の分泌量が増えてしまいます(インナードライ)。

古い角質が、皮膚の一番上に蓄積することによって角質層が形成され、上手く肌の新陳代謝が機能しなくなるからです。

そのため肌が乾燥していると感じたら、まずは自分の肌に合った保湿力の高い化粧水や美容液を使用するなど、とにかく肌が乾燥しないような対策が必要です。

化粧水・美容液選びの時点で注意したいのが、アルコールなどが入った刺激の強いニキビケア商品の使用を、なるべく避けた方が良いという点です。

アルコール成分を肌に塗布してしまうと、それ自体が刺激となり、肌が持つ天然のバリア機能を破壊してしまいます。

その結果、肌が本来持つ機能・力が低下して、ニキビや吹き出物といった肌荒れを引き起こしやすくなるからです。

ふきとりタイプの化粧水はあまり推奨できません。

できれば通常のタイプの化粧水を使用した方が無難です。

使用する際は肌に浸透するように、ゆっくりと馴染ませるのがコツです。

しっかり馴染ませたら、ニキビが気になる部分にトリートメントを軽くにじませます。

肌が慣れてきたら、顔の皮膚全体に使用しましょう。

ニキビ予防や治療には、肌の健康状態を体内から取り戻す必要があります。

その中で、食生活や睡眠など普段の生活習慣が大きな要素を占めています。

生活習慣を見直し、身体の内側から健康を取り戻して肌も一緒に健康にしましょう。

患部や肌に良い栄養素だけを摂取するのではなく、身体にとって良い、バランスのとれた食事を摂取することが大切です。

それを踏まえた上で、肌の健康を保つのに有効な栄養素・ビタミンB群を積極的に摂取するよう工夫しましょう。

中でもビタミンB2とビタミンB6がニキビには有効です。

ビタミンB2は皮膚の新陳代謝を促進して、皮脂の分泌を整えるなど、皮膚の健康に欠かせない栄養素です。

また、ビタミンB6は新陳代謝を高めて、肌荒れ・脂性肌を予防します。

これらはレバーや肉類、ウナギ、乳製品、卵、緑黄色野菜などに多く含まれています。

その他、果物や野菜・芋類に含まれるビタミンCはコラーゲンの生成に関わっており肌の新陳代謝を助け、ニキビ跡のメラニンの沈着の改善にも効果があるので、こちらも必須です。

女性には大豆製品のイソフラボンも効果的です。

忙しさによる睡眠不足や仕事のストレスなどに加えて、男性と同じに仕事をこなすことで男性ホルモンの分泌が活発になり、それが原因となっていることが主な理由です。

そこで、女性ホルモンに似た働きを持つイソフラボンを含む、大豆製品を毎日積極的に食べましょう。

・睡眠をしっかりととる 質の良い睡眠をたっぷりとることで、成長ホルモンの分泌が促進されます。

成長ホルモンは、新しい細胞を作り肌や身体の各部の新陳代謝を活発にして、肌のダメージを修復する働きもあります。

肌の細胞の元となるコラーゲンの生成に、この成長ホルモンが関わっているのですが、これに必要なのがビタミンCです。

ビタミンCは水溶性のため使われない分は直ぐに排出されてしまいます。

そのため、夜の食事にはしっかりとビタミンCを摂取しましょう。

そしてゴールデンタイムと呼ばれる、成長ホルモン分泌がピークを迎える夜の22時〜2時には必ず就寝しているようにしましょう。

もし、日々の生活スタイル上難しいのであれば、今までより1時間早く寝床につけるよう工夫をすることから始めましょう。

ストレスは肌荒れを引き起こす、お肌の大敵です。

特に女性は、ストレスによってすぐにホルモンバランスを崩してしまいます。

ホルモンバランスが崩れて男性ホルモンの分泌が盛んになると、男性ホルモンの影響で皮脂の分泌が活発になって皮膚の表面に角質が溜まりやすくなり、ニキビを発症してしまいます。

ストレスによって眠れなくなったり、眠りが浅くなることもあります。

これにより成長ホルモンの分泌が悪くなり、肌の新陳代謝や修復が上手くいかず、さらに肌の健康を損ねます。

ストレスがさらなる肌荒れを起こすという悪循環を生まないために、日ごろからストレスを溜めない生活を送ることが大切です。

ストレス発散の手段として、軽度の運動をするのも効果的です。

特に、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は、血行不良の解消や代謝の向上が図れるほか、健康・美容面においても絶大な効果を誇ります。

通勤・通学の際に駅までの道のりをバスから徒歩に切り替える、エレベーターやエスカレーターを使わずになるべく徒歩で階段をのぼるなど、いきなりの変化で挫折するよりも少しずつで良いのでチャレンジしていきましょう。

便秘の状態は腸内に腐敗した便が留まる結果に繋がり、そこから発生する有害物質によって善玉菌を減らしてしまいます。

必然的に悪玉菌の数が増えた結果、腸内環境が悪化して消化不良を起こしたり疾患を招く事態に繋がります。

また善玉菌によって生成される、「ビオチン」と呼ばれる皮膚細胞の活性化に関わるビタミンの供給も減ってしまいます。

この他にも善玉菌が生成するビタミンは10種類ほど存在し、これらが供給されない事によって肌の新陳代謝が滞ります。

便秘がちな方は、食物繊維を豊富に含む野菜や果物、芋類などを積極的に摂って、便秘の改善に努めましょう。

仕事や勉強中についついあごや頬に手をつく癖がある、いつも横を向いて寝ている(=肌に何かが常に触れている)、焦ったりイライラすると鼻や額を触る癖があるなど、日常的に顔を触る癖はないでしょうか。

シャンプーやリンスのすすぎ、洗顔料のすすぎが面倒で不十分なまま放置、という方も改善の必要があります。

普段、無意識に行動していて癖になっていて気付きにくいですが、指摘されてドキッとした方も多いかもしれません。

特に洗顔・シャンプーや行動の癖は長年の蓄積によってほとんど無意識に行っているので、鏡を見て確認したり、すすぎの際に意識して落とし切れているかどうか、確認してみましょう。

まとめ

基礎知識の画像

ニキビやニキビ跡が生み出す「かゆみ」の原因は、細かく辿れば非常に多くの要素が絡んでいますが、主なものを挙げれば「乾燥」と「雑菌」の2つに大別されます。

肌の乾燥によるかゆみ、それによって皮脂の過剰分泌が促された結果発症するニキビや症状の悪化。

また、雑菌によって患部の悪化も直接的な原因となり得ます。

まずは、生活空間が乾燥しすぎていないか、肌に触れるものが清潔かなどを丁寧に見直しましょう。

ニキビによってかゆくなった時、絶対に引っかかないこと、そして温めないことです。

うっかり触るだけでも症状が悪化して、最悪の場合一生跡が残る結果となるため注意しましょう。

どうしてもかゆい時は冷やしたり和らげる薬品を塗りましょう。

しかし、こういった対症療法だけでなく、根本的なニキビを治すという「原因療法」も必ず行うのが必須条件です。

専門の医師の診察を受けて、生活習慣の改善、肌のケアを行い清潔に保つことが大切です。

特に体内から健康を取り戻す食事や睡眠、適度な運動はニキビ治療はもちろん、ニキビ予防にも最適です。

身体の中から健康を維持して、新陳代謝や肌のターンオーバーを活性化させて、肌を健康に保ちましょう。

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