顔のどこに出来ても、憂鬱な気持ちになってしまうのがニキビですが、あごはニキビが発生しやすい条件が揃う箇所に挙げられます。
ここでは、あごニキビの特徴や対応策、キレイに治すためのアドバイスなどを紹介していきます。
正しい方法を選択し、肌本来が持つ力を発揮させられるようにしていきましょう。
ニキビのメカニズムや未然に防ぐ方法も、理解しておけば予防になりますし、出来てしまっても焦らずに対処できることと思います。
ニキビは、皮脂分泌が活性化したり、乾燥やホルモンバランスが崩れて起こります。
ちなみにあごや口周りは、比較的汗をかきにくい場所ではありますが、毛穴が詰まったり乾燥しやすい要因が多いため、ニキビが発生しやすいのです。
Tゾーンや鼻に出来るイメージがあるかもしれませんが、あごは無意識のうちに触れて汚れや雑菌がついてしまったり、毛髪の刺激などが作用して乾燥しやすい環境下にあります。
ホルモンバランスという点では、女性において黄体ホルモン（プロゲステロン）が皮脂分泌を促し、毛穴が詰まりやすくなります。
生理周期のコンディションが整わないタイミングでニキビが出来る人もいるでしょう。
また、男性は髭剃りなどで肌を傷つけたり、水分を失う要因が重なり発生します。
疲労や心の問題でストレスが溜まり、ホルモンバランスを乱れさせてしまう場合もあります。
他に、スキンケアも影響を及ぼします。
摩擦に気を付けて毛穴の汚れをきちんと落とし、保湿を行なわなければ、状況の改善は難しいかもしれません。
細やかな泡で毛穴が清潔な状態になっても保湿が十分出来ていないと、インナードライという、肌の内側が乾いている状態になり、皮脂分泌が促され、ニキビが出来やすくなります。
他に紫外線対策を怠っていたり、冷え性であったり、生活習慣の乱れもニキビを生む要因と言われています。
しこりのあるニキビは、2種類あると言われています。
まず、赤みがさした皮膚の中心が化膿し、芯が見えるタイプのものです。
これはアクネ菌が皮脂を取り込んで増殖し、化膿と赤みを引き起こしています。
もし、この赤みが進行して紫色に変わってしまうと、それまで以上に手間がかかる治療になるでしょう。
紫色は血液の混入を表し、こじらせている状態を示します。
2つ目は、ぱっと見た印象では芯が確認しにくいタイプのものです。
これは、芯がないのではなく、皮膚の奥に潜んでいます。
色みは、ほぼ変わらない場合と、赤い状態の場合などがあります。
しこりという塊が出来たニキビは、治療に時間がかかると思った方が良いでしょう。
化膿した状態が落ち着いても、皮膚の奥で起こっている炎症のために、再発してしまう可能性が高いのです。
長期化したニキビは、肌への負担がかかり、色素沈着や陥没を起こしやすいので、跡に残ってしまう場合が多いという点も覚えておきましょう。
どのような対処が、あごや口周りのニキビに有効的に働きかけられるのでしょうか。
ホームケアとして、手軽に取り入れられる方法に、保湿があります。
皮膚の奥にある角質層へ水分が浸透すれば、毛穴の詰まりを抑え、ニキビの発生を未然に防ぐことが可能です。
また、つい触ってしまう箇所であることを意識して、手や指先、毛先が当たらないように気をつけたり、洗顔時はきめ細かな泡を作り、擦らないよう丁寧に洗うようにすると、炎症を進行させずに済むでしょう。
他に、皮脂の酸化を防ぐために、ビタミンCやビタミンEを積極的に摂取すると、より肌コンディションが整うと思います。
もちろん、皮膚科や美容外科といった医療機関で専門家の見解のもと、治療を進めていけば、より安心かもしれません。
ニキビの症状や患者本人の希望を確認し、必要に応じて塗り薬や、飲み薬が処方される流れになるでしょう。
なお根本治療を見据えて、再発しないような指導、対処を受けられるようこちらの意思を伝えることもポイントです。
乾燥や男性ホルモンが影響していることを忘れずに、処置に当たると、症状の進行や悪化を抑えられると思います。
ニキビに効果が期待できるケア用品や薬は豊富にあり、手軽に購入することが可能です。
なにより数多くの商品の中からニキビの症状に合わせた薬を選ぶようにすることが大切ですが、その理由として傷ついた肌に対して、過剰に油分を与えたり、界面活性剤などの成分が必要以上に使われた薬は、ニキビ肌には適しておらず、治療の際、効果が発揮されにくくなる恐れがあるのです。
そのため、肌に負担を掛けずに、保湿をしっかり行えるケア用品を選択するように心がけましょう。
それらをふまえて近年注目を集めている商品に、メルラインというアイテムがあります。
メルラインは、余分な成分を用いることなく、無添加にこだわったジェルです。
10種類の保湿成分と、自社で抽出したビオカタライザープラセンタを配合して、使用者の肌の潤いを守り、肌を作るサイクルを正しいものに導いてくれる作用が期待できると思います。
専門家のもとへ足を運び、薬を処方してもらう方法の他に、このようなアイテムでセルフケアに励んでも良いでしょう。
ニキビが出来てしまったことは、残念であったりショックかもしれませんが、それを良い機会と捉え、それまでの生活習慣や食事内容を見直したり、ストレスチェックをしてみてはいかがでしょうか。
あごのニキビは症状によりますが、繰り返す傾向が強いので、セルフケアでは治しにくいと判断した場合には、なるべく早めに医療機関を受診しましょう。
もちろんドラッグストアなどで薬を購入することもできるので、臨機応変に取り入れてみることをおすすめします。
どうしても自分ではニキビの対策がわからない、自分に合った治療を受けたい。
、という方は、本サイトの病院検索からニキビ治療のプロを探すことをおススメします。
間違った方法で対処してしまうと、悪化する可能性があるため、まずは、病院を探すところから始めましょう。