ニキビでお悩みの方は、現在の食生活や睡眠など、生活習慣が影響を与えてしまっているケースは少なくはありません。
ニキビには2種類あって、10代の頃の肌環境によってできる思春期ニキビと、20代以降に生活習慣の乱れや間違ったケアの仕方が原因となることが多い大人ニキビがあります。
思春期ニキビと大人ニキビの両方ともニキビ予防法があります。
しかし、もしできてしまっても、悪化させないための工夫やニキビ予防に効果的なことを取り入れる方法をご紹介します。
ニキビができる原因の一つに食生活があります。
思春期ニキビと違って大人ニキビではお仕事や家事など、思い通りの時間が取れないことから、食生活もつい乱れがちになってしまいます。
偏った食生活を見直し、ニキビに効果的な栄養素を摂ることで改善が期待できそうです。
ニキビ抑制に効果がある栄養素としては、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、亜鉛で、美肌作りに効果があるのは、ビタミンB群、コラーゲン、食物繊維などです。
レバーやうなぎ、緑黄色野菜、キウイやイチゴなどの果物、ナッツ類、牛肉やたまご、乳製品、さつまいもやバナナなどがニキビ予防に効果があります。
しかし手作りは中々難しいようでも大丈夫です。
外食やコンビニ弁当でも内容を選ぶといいでしょう。
例えば野菜を多めに摂る、揚げ物は控える、刺激物を使わないようにする、アルコールを控えめにするなど、ちょっとした心がけでも変わってきます。
また、食品ごとの血糖値の上昇指数を意味するGIがありますが、高GI食品を摂ると血糖値の上昇を抑えようとして、インシュリン成分が分泌されます。
インシュリンには男性ホルモンを刺激する働きがあるため、皮脂を過剰に分泌させていまってニキビができやすくなってしまいます。
高GI食とは、パン類、米、うどん、じゃがいもなどが挙げられます。
玄米やさつまいも、かぼちゃ、そば、りんごなどの低GI食品に置き換えるようにすると、ニキビ予防だけでなく肥満予防にも繋がりますね。
ニキビの主な生活習慣の乱れやストレスなどの内的要因と、間違ったスキンケアなどの外的要因があります。
食生活に気を配りながらスキンケアを心がけているものの、中々治らないニキビはもしかすると化粧水があっていないかもしれません。
化粧水は毎日使うものですね。
化粧水がニキビにとってどのような効果を与えてくれるかというと、油分と水分のバランスを保ってお肌に潤いを与えてくれるほか、配合成分によってお肌の環境を整えてくれます。
では、ニキビ予防に効果的な化粧水はというと、ニキビの大敵の一つである乾燥をケアしてニキビに効果的な成分が配合されていることです。
例えば、ビタミンC誘導体、グリチルリチン酸、オイル、アルコールフリーの成分が配合されてあって、ノンコメドジェニック製品と書かれているものをおすすめします。
ノンコメドジェニック製品とは、ニキビのできやすい成分を使用していない製品で、ノンコメドジェニックテスト済みと表記されているとより安全です。
逆に避けるほうがいい成分として、殺菌成分やイオウです。
意外と勘違いしやすい製品として、思春期ニキビ用製品を使われている大人の方がいらっしゃるかもしれません。
思春期用では潤いが十分に足りず、肌のバリア機能が低下してしまいますので、大人ニキビの場合に思春期用製品は使わないようにします。
今使用している化粧水の成分を確認し、ニキビ予防に有効的でない場合は使用を続けることによって悪化させてしまう可能性もありますので注意しましょう。
ニキビはとても気になりますよね。
治りかけたと思ったらまたできてしまったり、気が付いたら増えてしまっていたりしませんか?スキンケアに気を付けているつもりでも、もしかしたら原因は洗顔にあるのかもしれません。
ニキビは思秋期ニキビや大人ニキビでも、洗顔の役割はとても重要なので正しく行う必要があります。
ニキビができてしまった時の洗顔ポイントと、ニキビ予防の洗顔について知り、繰り返すニキビ悩みとお別れしましょう。
ニキビに汚れは大敵ですので常に清潔なお肌を心がけることはいいのですが、洗顔回数を増やすといいというものではありません。
過度な洗顔はニキビを傷つける可能性がありますので、基本的には朝晩の2回でかまいませんが、スポーツなどで汗をかいた場合は汗を洗い流します。
ニキビを傷つけないためには泡がおすすめなので、泡立ちがよくて余分な汚れを落とし、洗い上がりがつっぱらない洗顔料を選びます。
特に大人ニキビは乾燥によって引き起こされることがあるために潤いを奪い過ぎないようにします。
洗顔方法にもいくつかポイントがあり、すすぎ残しを防ぐためにも髪が顔にかからないようにターバンやヘアバンドなどでかきあげます。
入浴の際は、顔についたシャンプー剤などを綺麗に落とす意味でも洗顔は最後にします。
洗顔料を泡立てる際は、手の雑菌がニキビを刺激しないように最初に手を洗ってから洗顔料をしっかりと泡立てましょう。
雑菌は手だけではなく、洗顔料にも関係してきますので、固形石鹸を使う場合は風通しの良い場所に保管します。
思春期はニキビができやすい年代ですが、ニキビケアや日ごろの生活バランスを整えることで予防することができます。
思春期ニキビの発生や悪化を防ぐためには食生活も大きく影響してきます。
積極的に摂りたい栄養素は野菜や果物などに含まれるビタミン系がニキビに効果的です。
逆に、動物性脂肪が入ったチョコレートやケーキ、スナック類などは体の中に脂肪分が溜まりやすく、皮脂分泌を促進してしまいますので食べ過ぎないように心がけましょう。
睡眠は肌を修復する役割がありますので、質の良い睡眠ができるように工夫します。
睡眠の1~2時間前にぬるめのお風呂に入ったり、リラックスできる音楽を聴いたりするのも脳をリラックスさせられますので眠りにつきやすくなります。
ニキビを予防するには体の内側と外側の両方からアプローチすると効果的です。
脂肪過多に気を付け、ビタミン類を含むバランスのいい食生活を送るほか、質の良い睡眠は肌の修復を整えてくれます。
また、洗顔は泡立ててから優しく包み込むように洗うなど、ニキビに刺激を与えないようにします。
化粧水などのスキンケアもニキビにおすすめの商品を選ぶようにしましょう。
ニキビを予防したり、できてしまったものを悪化させたり増やしたりしないためには、清潔にすることも大切ですので汗をかくなどしたら小まめに洗い流すようにしながらも、保湿も心がけましょう。
どうしても自分ではニキビの対策がわからない、自分に合った治療を受けた、という方は、本サイトの病院検索からAGA治療のプロを探すことをおススメします。
間違った方法で対処してしまうと、悪化する可能性があるため、まずは、病院を探すところから始めましょう。